保育士試験
養成校に通わず、独学あるいは、通信講座で保育士資格を目指す人は、保育士試験に合格しなければなりません。
保育士試験は、毎年1回行われ、厚生労働省が定めた試験科目、試験時間、配点などの基準に基づいて、都道府県ごとに設けられた試験会場で行われます。
受験する都道府県は、自分が希望するところで受けることができます。
すべての都道府県が問題の作成を(社)全国保育士養成協議会・保育士試験事務センターに委託しているため、保育士試験は全国統一問題、全国統一日程で行われています。
保育士試験は、受験者全員を対象とした筆記試験と、筆記試験の全科目合格者しか受けることができない実技試験の2つから成り立っています。
筆記試験の科目は、保育士養成校の必修科目となっている、社会福祉、児童福祉、発達心理学、精神保健、小児保健、小児栄養、保育原理、教育原理、養護原理、保育実習理論の合計10科目になります。
ただし、発達心理学と精神保健、教育原理と養護原理の4科目については、合否判定の際にそれぞれ2つで1科目とみなされるため、試験のシステム上は8科目です。
筆記試験の問題は、正誤の組み合わせを選ぶ「真偽式」、空欄に入る語句を選ぶ「完成式」、設問の答えを1つ選ぶ「選択式」、設問にそった組み合わせを選ぶ「組み合わせ式」の4つの形式で出題され、全科目5択式のマークシートになります。
実技試験は、試験の実施者が、音楽・絵画制作・言語・一般保育のうちの3分野を選んで出題し、その中から受験者が2つの科目を選択して受験します。
科目の選択は、「保育士試験実施要項」に記載されている実技試験の内容を見て、申請の際に一緒に行います。
受験申請
受験申請の窓口は、全国保育士養成協議会・保育士事務センターか、自治体の担当部署になります。
受験申請には、受験申請書、受験手数料、受験資格を証明する書類、戸籍抄本などが必要になり、一部科目合格証明書や幼稚園教諭免許を持っている人は、そのコピーを一緒に提出する必要があります。
自治体が窓口になる場合は、各自治体の試験実施要項を参照してください。
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