保育士の活躍の場
一般的に保育士は保育所で働いているものと思われ、実際に保育士の約9割は保育所で働いています。
そのため、保育士の資格というと、保育所で働くための資格と思われがちですが、保育士は本来、保育所を含む児童福祉施設で働くための資格であります。
実際に14種類ある児童福祉施設のほとんどに、保育士または、保育士資格をもっていればなれる資格者を必ず置かなければならないことになっています。
これは、「児童福祉施設最低基準」という、施設の設備や職員配置などの最低ラインを定めた規定によるものです。
助産施設と児童家庭支援センターには、保育士の設置義務はありませんが、「児童福祉施設最低基準」はあくまでも最低のラインであるため、実際には2つの施設でも、保育士は働いています。
近年、少子化により、もともと保育所よりも少ない児童福祉施設の数は全体的に減る傾向にあります。
しかし、両親の離婚や児童虐待など、子供を取り巻く環境や問題は多様化・複雑化しています。
その中で、児童福祉施設が果たす役割は、より重要になってきているといえるでしょう。
なお、「保育所」とは、認可保育所のみを指しています。
助産施設と児童家庭支援センター
・助産施設
保健上必要があるにもかかわらず、経済的な理由で入院助産を受けることができない妊産婦を入所させて、助産を受けさせることを目的とする施設。
・児童家庭支援センター
地域の児童の福祉に関する問題に対して、相談・助言・指導を行い、児童相談所や児童福祉施設などとの連絡調整などを行う施設。
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