保育士の一日
どの保育所にも、子供の生活リズムにそった、食事、睡眠、排泄、遊びといった日課があります。
保育所の一日はこの日課にそって流れていき、その時間や内容には、保育所ごとの違いはほとんどありません。
しかし、保育方針などによって、時間の当て方が違う場合もあります。
日課は、子供たちの健康な生活リズムを確立するためのもので、子供たちの行動をしばるためのものではありません。
保育所の日課は、全体の動きですが、ここでの生活はあくまでも一人一人の子供が中心ですから、保育士は食事ひとつとっても、それぞれの子供のペースに合わせて対応することが必要とされます。
そのため、年齢の低い子供ほど、ノンストップで一日が進んでいくことになり、保育士同士の連携もより重要になってきます。
また、日課は決まりきった流れ作業ではないので、子供一人一人の体調や機嫌、保育所全体やクラスの流れ、天候や気温などを見ながら、臨機応変な対応をすることが求められ、保育士には判断力も求められます。
保育所の一日は、特別な行事などがない限り、決まった時間に始まり、決まった流れで進み、決まった時間に終わります。
そのため保育士は、毎日同じことを繰り返しているだけのように思われがちですが、日々、心身ともに成長・発達をとげている乳幼児期の子供との関わりにおいて、毎日同じということはありえません。
また、日誌や連絡帳などのデスクワークは、保育の合間をぬって行うことになるので、毎日決まった時間帯に決まった時間を確保できるわけではなく、子供に少しでもトラブルがあれば、こうしたデスクワークの時間はもっと少なくなっていきます。
このように、保育士の仕事には、日課は毎日同じでも、子供に対する対応が毎日違ってくるという難しさがあり、日々違った動きをしているのです。