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保育所と幼稚園の主な相違点


児童福祉法と学校教育法という2つの法律の違いと、管轄する官庁の指導の違いが与える保育所と幼稚園の相違点を見てみましょう。

例えば、対象となる児童の年齢ですが、幼稚園の場合、満3歳以上が対象になり、保育所では、0歳の乳児からが対象になります。

年長は、小学校に上がる前の6歳までであるのは同じですが、乳児と幼児の保育の方法はまったく違ってきます。

幼稚園で対象となる3歳、4歳、5歳児は、年齢的な発育差はありますが、行動や言葉において、かなりの発達と自立がみられます。

しかし、乳幼児の場合は、授乳やオムツ替えといったことも保育に含まれることになるのです。

4歳以上の幼児であれば、30人の幼児に対して、保育士1人ですみますが、0歳児なら乳児3人に対して1人の保育士が必要とされ、それが義務づけられています。

それだけ、年齢の違いで保育の内容も違うということです。

また、開園時間にも大きな差があり、幼稚園は1日4時間の保育が標準ですが、保育所は原則8時間の保育を行っています。

開園時間の延長を行っている幼稚園もあるようですが、原則8時間の保育園よりは短いようです。

さらに保育所では、保護者からの要望により、延長保育や夜間保育を行っている場合もあるようです。

保育所の開園時間の長さは、保育所の本来の目的が、「保育に欠ける乳児または幼児を保育する」ということであり、働いていて保育が行えない保護者のために設けられていることからも、理解できるでしょう。

さらに、入園システムにも違いがあり、幼稚園は行きたい園を希望すれば、直接応募することができます。

しかし、保育所の場合は、両親が働いていて保育ができないなど、明確な理由がないと入所することができません。

さらに市区町村を通してしか、保育所に入所の申請をすることもできません。

そこで、子供を預ける必要性がチェックされ、必要に応じて入所が許可されることになります。
どの保育所に入所するかは、市区町村が最終的に判断するため、希望の保育所に通えるとは限らないようです。

このように、保育所と幼稚園には、さまざまな相違点があります。
しかし、3歳以上に対する保育(教育)内容については、大きな違いはみられなくなっているようです。


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