保育士
近年、小子化の一方で、夫婦共働き家庭が増加しつつあり、保育士のニーズも上昇しています。
保育士は、厚生労働省の児童福祉法にもとづく職種で、保護者に代わって乳幼児の保育に携わり、食事やトイレなど身の回りの世話や遊びを通して、生活習慣を学ぶのを助けます。
保育士の活躍の場は、保育所だけではありません。
介護や福祉の現場や、ベビーシッターなど色々な場所でその能力が求められています。
そんな保育士のルーツは、現在でも保育士を指す言葉として使われている「保母」にあります。
保母から保育士へ
終戦間もない1948年(昭和23年)、「児童福祉施設で児童の保育に従事する女子を保母という」この定義により、誕生したのが「保母」でした。
児童福祉施設とは、児童福祉に関する事業を行う各種の施設のことで、児童福祉法に基づく児童や妊産婦の福祉を図るためのものです。
保育所もこれに含まれます。
「保母」資格は、法的には、長らく女性に限定されていましたが、1977年(昭和52年)、男性の保育者が法的に認められるようになりました。
しかし、「保父」という呼び名は単なる通称で、保母資格を取得できるようになったにすぎませんでした。
しかし、1988年(平成10年)の児童福祉法改正を機に、「保母」は男女共通の名称である「保育士」に統一されることになり、1999年(平成11年)4月から「保育士」が正式名称となりました。
この時の「保育士」は実質的に「保母」と同じものでありました。
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