2つの資格の違い
保育士の「保育士免許」、幼稚園教諭の「教育職員免許状」、この2つの資格の違いとしては、「保育士」が1種類であるのに対して、「幼稚園教諭」の免許には、1種、2種、専修の3つの種類があります。
「1種」は幼稚園教諭養成課程のある大学で取得できます。
「2種」は大学と同様の養成課程のある短大や文部科学大臣の指定する専門学校、もしくは、2005年度より、保育士を対象とした「幼稚園教員資格認定試験」が実施されるようになり、2種免許は試験によっても取得することができるようになっています。
「専修」は大学院修士課程や専攻科で取得できます。
このように、取得する単位数などの違いによって取得できる免許が決まっています
保育士と幼稚園教諭の大きな違いは、保育士資格は、保育所以外の児童福祉施設でも働けるのに対し、幼稚園教諭免許では、幼稚園のみでしか働くことができないことです。
その関係で、対象となる子供の年齢も、保育士は0歳から18歳までと幅広くなっていますが、幼稚園教諭では、幼稚園の対象年齢の満3歳から小学校入学前となっています。
その他、勤務形態にも違いがあり、保育士は早番、遅番のあるシフト勤務であることが多く、それに対して幼稚園教諭は、時間がおおよそ決まっている固定勤務が一般的のようです。
近年では、幼保一元化に向けた動きとして、養成校で学ぶ科目に共通するものが増えたことが関係し、2つの資格を同時に取得できる学校が増えています。
それに伴い、保育士と幼稚園教諭の両方の資格を持つ人の割合が増えているようです。